はじめに
単に石を買ったり、石を組み立てる事を求められてはおられません。
墓石を立てると言う事は、その石に対して亡き人を篤く供養したき願いを込めておられるのです。
そういう施主の願いと、祀られる対象の故人の霊に対して喜んで頂けるように、正しくて供養篤き墓塔の造営建立を願って取り進めております。
墓石は単なる岩石ではなくて、手を合わせて何時いつまでも子孫永劫に祭祀が継続して行く事も願っております。
一介のガンコ職人のコダワリを、貴家の大切なご先祖様のお家造り(お墓)と子孫の清栄を願って、一生で一回あるかないかの仏縁を大切にして建立させて頂きます。
葬式でも、仏壇でも、法事でも、家宗旨が中心で進められて来ました。そしてイヨイヨ納骨へと進んでまいりました。 そこまでは宗教が中心であり、熱心に執り進めてこられたはずであるのに、建墓に至ったトタンに、 相談の矛先を①占い師、②墓相屋、③霊媒師の指示を仰がれるのでしょうか。 私達は、建墓の専門家です。石の事、工事の事、家宗旨による立て方や祀り方の違い、開眼供養の差異にも精通してお世話を行っております。 たくさんある墓石のまとめ方?、子供の居ない家のお墓の建て方?、郷里の墓石を近くへと移す場合?、嫁に出た後の実家の墓石?、戒名文字の彫刻の順序?、建立者名(施主名)は誰にすれば良いのか?、墓地の良し悪しや墓石の良し悪しなどなど、 判らない事ばかり。
石のお買い物ではないだけに、各種の悩みや困り事を一つ一つ解消をして立てたお墓こそ最善で最高の墓塔になります。
墓石は宗旨の最高仏のご本尊様をお迎えいたします。ですから開眼供養と言う入仏式を勤めます。ご本尊様に抱かれたご先祖様がそこに祀られて居られるのです。
魂は極楽浄土へ往生し、借り物の肉体は母なる浄土の土へ還って行きます。
そこがお墓であってそこにお骨を奉安しているのです。家宗旨に沿ったお経を紙に書いて(写経奉納)、石棺内へプレゼントいたします。
お墓に関する如何なるご質問もご回答申し上げます。何なりとお気軽にお申し付けくださいませ。正しく家宗旨の教えに沿って祀られた墓石の建立のお世話をさせていただきます。
合掌